前回の記事「水素系髪質改善とは?」では、酸熱トリートメントとの違いや、水素系髪質改善が髪の内部にアプローチする施術であることをお伝えしました。
第2回となる今回は、もう一歩踏み込んで「そもそもなぜ水素が髪に良いとされているのか」を、活性酸素という視点から解説していきます。少し専門的な内容になりますが、できるだけ分かりやすくお伝えします。
髪のダメージの正体は「活性酸素」にある
カラーやブリーチをしたあとの髪、紫外線を浴びたあとの髪、あるいは日々のドライヤーやアイロンの熱によるダメージ。これらに共通して関わっているのが「活性酸素」という物質です。
活性酸素は、本来は体を守るためにも働く物質ですが、量が過剰になると周囲の細胞やタンパク質を酸化させてしまう性質があります。髪の毛の主成分であるケラチンというタンパク質も例外ではなく、活性酸素によって酸化が進むと
- 髪内部の結合が乱れ、パサつきやすくなる
- キューティクルが傷み、指通りが悪くなる
- メラニン色素が壊れ、カラーの褪色が早まる
といった変化が起こりやすくなります。ブリーチやハイトーンカラーを繰り返す方ほど、この活性酸素の影響を受けやすい傾向があります。
水素分子が髪に浸透しやすい理由
ここで登場するのが「水素」です。水素は元素の中でもっとも小さい分子構造を持っています。この「小ささ」が、髪への浸透しやすさに関わっているとされています。
一般的なトリートメント成分は分子サイズが大きく、髪の表面をコーティングすることで手触りやツヤを整えるものが多くあります。一方、水素分子は非常に小さいため、髪のキューティクルの隙間を通り抜けて、髪の内部までしっかりと届きやすいという特性があります。
UPTOGLOSS(アプトグロス)は、この水素の特性を活かして髪の内部にまで働きかけ、活性酸素による酸化ダメージにアプローチする施術です。表面をコーティングするタイプのトリートメントとは、そもそものアプローチの仕方が異なります。
「内部から整える」とはどういうことか
よく「髪質改善で髪が生まれ変わる」という表現を目にしますが、これは大げさな表現ではなく、髪内部の状態そのものを整えるアプローチだからこそ使われる言葉です。
表面をコーティングする施術は、シャンプーを重ねるうちに徐々に効果が落ちていきます。一方、髪内部の状態にアプローチする水素系髪質改善は、施術直後だけでなく、日々のケアと組み合わせることで比較的良い状態を保ちやすいという特徴があります。
もちろん、髪は一度傷むと完全に元通りになるわけではありません。ただ、活性酸素によるダメージの進行を穏やかにしながら、髪本来の質感を引き出していくというのが、水素系髪質改善の考え方です。
次回予告
次回は、水素とあわせて髪の補修に欠かせない「コラーゲン」について解説します。水素が髪内部の「環境」を整えるものだとすれば、コラーゲンは髪の「構造」そのものを補修する役割を担っています。この2つがどう組み合わさって効果を発揮するのか、詳しくお伝えしていきます。
よくある質問
Q. 水素系髪質改善は、すでにダメージを受けた髪にも効果がありますか? A. はい、ブリーチやハイトーンカラーを繰り返した髪ほど、変化を実感しやすい傾向があります。ただし髪の状態には個人差がありますので、カウンセリングで実際の髪を拝見しながらご提案しています。
Q. 「水素」と聞くと危険な薬剤なのではと心配になります。 A. 施術で使用する薬剤は、髪への負担を考慮して調整されたものを使用しています。不安な点があれば、施術前のカウンセリングで遠慮なくご質問ください。
Q. 毎回の施術で活性酸素の影響をリセットできますか? A. 完全にリセットするというより、ダメージの進行を穏やかにしながら髪の状態を整えていくイメージです。継続的なケアと組み合わせることで、より良い状態を保ちやすくなります。
東京での経験から
店主・武久誠は東京で約20年間、数多くのダメージ毛と向き合ってきました。トレンドの移り変わりが早い都市部での経験を通じて、髪内部の状態にまで踏み込んだ施術の重要性を実感し、東近江に戻ってからも水素系髪質改善の技術を継続的に学び続けています。
ウェーブハウスとまと 完全予約制・マンツーマンだからこそ、お一人おひとりの髪の状態をじっくり確認しながら施術できます。「自分の髪がどのくらいダメージを受けているか知りたい」という段階でも構いません。まずはカウンセリングにお越しください。
📞 0748-22-2836 📅 ご予約はこちら:https://minimodel.jp/r/qOPa9X1 📷 Instagram:@wave_house_tomato 🕐 営業時間:9:00〜21:00(日曜午後・月曜・祝日休み/時間外相談可)

